ライト前のヒットが出て、ファーストへ返球したらアウトにできるきわどいタイミング、いわゆるライトゴロのチャンスでした。
結果は、バッター(ランナー)の足が速く、ライトゴロ成立せず。
でも、問題は、そのあとです。
ファーストが、ライトを大声でボロクソに叫んでいたことです。
「馬鹿、何をしてるんだ」とか「ボケ」「のろま」とか。
自分で見ていても、アウトは無理だったと思えましたが、このファーストの態度は異常でした。
で、結果は、思ったとおり守備側のチームの負け、しかもコールド。
いつも思いますが、このような、いたわりの精神の無いチームは負けますね。
たとえ、ずば抜けた能力のある選手が何人かいたとしても、大体はボロ負けします。
チームワークをこのような選手が壊しているからです。
逆に、レベルは低いけどもいたわりのあるチームは勝ちます。負けても小さく負けます。
そして、見ていても清々しいです。
長年、プロ野球を見てきましたが、やはり同じです。
試合後の監督の弁を聞いていると、「ああ、このチームは優勝しないな」と思え、その通りになります。
どんなときでも、監督は自分のチームの選手を非難してはいけません、褒めることはあっても。
選手同士でも同じです。
勝利に貢献しているのは、4番バッターや、エースだけではないのです。
二軍を含めた全員で戦っているのです。
そんなことも解らない監督、選手は不要です。
良い監督、選手は、見えないところで努力しています。
表では涼やかにプレーし、カッコいいところしか見せません。
それがプロというものです。
ラベル:草野球